日本自転車文化協会ホームページ
 
私たちのビジョン
JBAの歴史
事業紹介
・IWS(指導者の養成)
・スクール開催
・イベント実施
・CONE指導者の養成
・支援活動
 
指導者紹介
連携団体紹介

   
●CONE指導者の養成
CONEとは
自然体験活動憲章の精神に基づきながら、自然を舞台とした全ての自然体験活動の促進に寄与していくことを理念としています。
広く普及に貢献できる仕組みづくりを進めていくために、自然体験活動推進協議会が2000年に設立されました。
CONEとは、“Council for Outdoor & Nature Experience”の略で自然体験活動推進協議会を意味します。簡単に言えば、自然体験活動の指導者を育てて、普及を目指している団体です。
NPOなど250団体が連携しているのでネットワーク型の団体ともいえます。
 
CONE指導者
キャンプ、トレッキング、ネイチャーゲーム、サイクリングなど様々なフィールドで大人も子供も自然体験活動に参加する機会が増大しています。
誰もが安心して自然に親しみ、楽しみ学ぶことができるように身近な自然の案内からプログラムの企画運営までの活動全般にわたって指導する、自然体験活動の専門家をCONE指導者と呼んでいます。
各団体の垣根を越えた、共通カリキュラムにより統一的な指導者の育成などが行われています。
一口にCONE指導者と言っても、大きく分けて5つの段階があります。
CONE指導者は、現在25,000名で、トレーナーは500名弱となっています。
CONE指導者として認定を受けるには、共通カリキュラムに基づくトレーニングを受ける必要があります。
CONEリーダー 日帰り、10名の案内
CONEインストラクター 日帰り、10名の指導
CONEコーディネーター 企画・運営
CONEトレーナー1種 リーダー、インストラクターの指導養成
CONEトレーナー2種 コーディネーターの指導養成
詳細はCONE、もしくは環境goo
 
CONEができるまで
西暦 元号 CONEの動き 行政の動き 民間の動き
1987 S62     第1回清里フォーラム
(清泉環境教育フォーラム実行委員会)
1988 S63   フロンティア・アドベンチャー事業
(10泊11日のキャンプ・文部省)
 
1989 S64      
1990 H2     日本環境教育学会
1991 H3      
1992 H4     日本環境フォーラム(任意団体)
1993 H5     日本アウトドアネットワーク
1994 H6   兵庫県立南倶馬自然学校 第1回干刈りミーティング
1995 H7 自然学校宣言 こどもエコクラブ(環境庁)
青少年のための野外教育の振興に関する調査研究協力者会議(文部省)
 
1996 H8 自然が先生全国市民の集い 報告書「青少年の野外教育の充実」
中教審答申「生きる力」
 
1997 H9   野外教育企画担当者セミナー (アクティビティ・デザイン研修)開始
野外活動指導者文部大臣の事業認定
自然大好きクラブ(環境庁)

日本野外教育学会
(社)日本環境教育フォーラム
第1回野外教育全国フォーラム
第1回全国アウトドアスポーツフェア
(文部省体育館)

1998 H10   30泊31日キャンプ
野外教育企画担当者セミナー (プログラム・デザイン研修)開始
木の実の森キャンプ
(淑徳大学障害者キャンプ実習場)
1999 H11 自然体験活動指導者研究会 生涯学習審議会答申「生活体験・自然体験」
こども長期自然体験村スタート
野外教育企画担当者セミナー(マネージメント研修)開始
日本体験学習研究会
第1回森林環境教育シンボジウム
2000 H12 自然体験活動推進協議会 野外教育企画担当者セミナー(ファシリテーション研修)開始
野外教育企画担当者セミナー(リスク・マネージメント研修)開始
田貫湖ふれあい自然塾オープン(環境庁)
第1回自然体験活動指導者青年ミーティング
国際キャンプ会議
2001 H13 特定非営利活動法人自然体験活動推進協議会の設立総会 国立青年の家・少年自然の家が独立行政法人化  
 

JBAとCONE
CONEが取り組んでいる自然体験活動とJBAとの関係について経緯も含めまとめました。
私達の活動が始まったのは1990年、長野県にあるマウンテンバイクスクール開設が最初でした。
マウンテンバイクは、アメリカカリフォルニアで開発されたもっとも新しいタイプのレクリエーション型の自転車です。最初はビーチサイクルと呼ばれる海岸用レクリエーション自転車の改造版でしたが、カリフォルニアの森の中で使うために、様々な改良が施され徐々に今の形が形成されました。マウンテンバイクの発祥にはそのころのアメリカ青年層のライフスタイルが少なからず反映され、機器の開発には常にレクリエーション的実践が不可欠でした。したがってアメリカでのマウンテンバイク発明は、歴史的・風土的必然があったこをここで指摘しておきたいと思います。
一方、日本でのマウンテンバイクはどうであったでしょうか?多くの文化と同じ様に、マウンテンバイクもまたその「形」だけが強調されて輸入され、そのもののもつ「文化」や「心」といったものは付随的なものでしかありませんでした。バブルとともにマウンテンバイクは、そのスタイルの斬新性・乗り易さから瞬く間に日本中に広がりました。しかし道具の持つ「心」を置き忘れ、単なる商品としての視点しかなかったために、マウンテンバイクの単なるブームを巻き起こしただけだったといっても過言ではないかも知れません。
実は野外リクリエーションの一つとして、マウンテンバイクには非常に大きな潜在力がありました。しかし残念ながら日本にはそれを活用する風土や文化はありませんでした。それを活用するためには「マウンテンバイクで自然に触れることがどんなにすばらしいことか」をまず知らしめていくことが必要です。そして知らしめる人材=インストラクター、知らしめる場所=スクールが必要であることが分かりました。それを実現するために、理解ある企業の力を借り「日本自転車文化協会」が旗揚げされました。規約にもあるように、自転車を用いて新しい余暇開発やそれに関わる方の自己実現を第一の目的としています。
私達はマウンテンバイクを一種のブラックボックスと考え、手探りで教程を考えることから始めました。幾多のトライアンドエラーを経て、インストラクター用の教本を作りました。その中には環境教育や安全管理も含まれています。こうして始まったマウンテンバイクスクールは、今では各地で開催されるまで成長しました。私達のスクールは初心者向きの大変基礎的なものですが、野外で活動するための様々なスキルを、知らないうちに獲得できるようなプログラムになっています。例えば一般の道路をツーリングする場合、自然に関する要因のほかに社会的な要因(交通量・道路状況・その土地の人々の暮らし)までを意識して行動しないと事故を起こす場合さえ考えられます。ツーリング事故をなくすことは、いわば「交通戦争を生き抜く」ことに等しいともいえます。マウンテンバイクを乗りこなし、多くの感動や達成感、精神の開放などを味わうことは、知らず現代の過酷な交通戦争を生き抜くこと、即ち「生きる力」を獲得することになると考えています。
このような趣旨の元、JBAはCONEに自転車団体としては唯一の団体として登録しました。CONEとの連携を強化するため、また分かりやすい指導者制度とするため、現在のJBA指導者システムはCONEと完全に同期しており、JBAリーダー=CONEリーダーとなっています。



自転車の楽しみを他の人に伝えるという「歓び」を得るために、あなたもインストラクターに挑戦してみませんか?
インストラクターに興味のある方はこちらをご覧下さい。


スクールや体験ツアー、IWSなどの企画・運営のお手伝いをしております。

 
 
各ページについてのお問い合わせは、ページ下部に掲載された連絡先へ、
その他ホームページに関するご意見・ご感想は、事務局へお寄せください。

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-18-34  池袋シティーハイツ102
ライトウェイプロダクツジャパン
TEL 03-5950-6002

すべてのページ内の文章・画像に関する権利はライトウェイプロダクツジャパン鰍ノ帰属しています。 無断転載を禁じます。
(C) 2008. RITEWAY PRODUCTS JAPAN. All rights reserved.